夢を叶えた先の挫折や苦悩を味わったことがあるから、私は彼女の担当でいたいと思っているのかもしれません。
2022年11月27日の発表、ほぼ分かっていたはずなのに感情が壊れてしまいました。
https://twitter.com/u149_anime/status/1596825471265959938?s=46&t=uLRsQK1cDTltV5iDCpcBAg
感情が止まらず、Twitterでもしたことのない私とアイマスとの出会いの話でも書いておきます。
だから、「折れろ。」と思っていた。
私は念願かなった業界への就職を果たし、夢を叶えることをできました。
しかし、初めての職場で成果を出すことができず、左遷されました。
左遷先は安い単価でも雇ってくれるゲーム会社でした。
研修のなかで、様々な会社のゲームを触り分析をするようなセクションがありました。
そこで、チュートリアルのガシャから排出された彼女、「橘ありす」。
情熱を失いかけていた私の第一印象は、「この挫折をまだ経験したことのない表情。ちょっとむかつくな…。声もついてないし人気もないんだろうな。」 でした。
いま、そんな発言をする奴が目の前に現れたら説得するか襲い掛かります。
天国と地獄
その翌年のクリスマス、彼女は"人気"から声を与えられました。
声優に対する酷評を目の当たりにし、私はあろうことかそれを喜んでいました。
このまま沈んでくれそうだな、と。
ところが、さながら天国から地獄に落ちたはずの彼女たちは地獄から舞い戻ってきました。
逆境を乗り越えてここまでするか、佐藤亜美菜。
調べると、同年代であることにも震えました。
そして、「橘ありす」もまた好きなこと(歌)を仕事にすることを望む少女だったことを知ります。
自分なら到底へし折れてしまうであろう逆境を乗り越えてきたこの2人。
最高にCoolだと思いました。
これを境に、仕事に対する考え方は変わりました。
今でも、私が仕事をするための原動力の一部になっていることは間違いありません。
たまに「橘ありす」とつぶやきますが、自分を奮わせる魔法の呪文の意味合いが強いです。
彼女だけのシンデレラストーリー
それからさらに時がたち、彼女たちは地上波で主役と呼べるであろうポジションに立つことさえ許されました。
彼女たちは、私の心を"癒す"ことはしません。
それでも、彼女には夢をずっと叶え続けていて欲しい、夢中でいて欲しいと願っています。
そして、同じような気持ちの人の夢を途絶えさせないため、仕事に情熱をもって取り組みたいと思っています。
このように人に夢を与えたり、情熱を与えることができる存在が「アイドル」にふさわしい。これからも「アイドル」でいられるようにしたい。
私は、アイマスのプロデューサーは、アイドルの夢を一緒に背負う気持ちを持っている人なのだと思っています。
次回のお気持ちはきっとミラーランドです。